OMNIGOD_日本が世界に誇る伝統工芸、手染めインディゴ
2020/04/29
オムニゴッドのお家芸とも言えるインディゴシリーズ。
手染めにして仕立てる現場を特集します。
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岡山県倉敷市児島。
言わずと知れたジーンズ産業が盛んな町で、縫製・加工・洗いに至まで高度な技術でものづくり行える町。
その瀬戸内海に面した小さな町の丘の上に、オムニゴッドが依頼するインディゴ染め工場がある。
インディゴの特性を熟知したひとりの職人が、手染めにて仕立てる特別な青は素材や概念にとらわれず、日本古来の手法でものづくりを行っている。
手染めインディゴとは、工業用シンクの中にインディゴ染料を注入し、1点1点手作業により染め上げる手法。
この手法は天候や気温、環境に左右されやすく、センスと技、感覚と経験が問われる。
染めて適度な時間をおき、空気にふれさせる。
この作業を繰り返す事で染料が濃く、風合い豊かに染まっていく。出来上がりの奥行きのある表情と、空気を含んでいるかのようなふんわりとした質感、インディゴブルーの独特の色目が最大の魅力だ。
色味の基となるインディゴの濃度を調整。均一に馴染む様、魚を泳がすような手つきで染め上げる。
空気に酸化させることで、緑から青に。
染めて酸化させる作業を繰り返す度に、深いインディゴブルーに。
筋がでない様、丁寧に干していく。酸化させる時間により色合いが変わるので、繊細なセンスが問われる。
釜に入れ、洗いを施す。仕上げの天日干しによりふんわりとした質感を演出。
ぜひインディゴの魅力をご堪能下さい。