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OMNIGOD PRODUCT STORY_PW PANTS
オムニゴッドのものづくり、ものがたり


希少なミシンを操る熟練の職人、受け継がれる技術。
様々な背景やストーリーを経てつくられる<PW PANTS>の魅力とは?  

香川県さぬき市津田町。瀬戸内海と山に挟まれたおだやかな場所にOMNIGODの自社工場がある。
その歴史は古く創業は1974年、今も変わらず地場の20人あまりの職人によって支えられている老舗工場だ。創業当初はワーキングウエアの縫製からスタートしたこともあり、タフで丈夫なものづくりは群を抜いてる。
ジーンズやチノパンの縫製に特化してきたことも納得できる。そして、時代とともに持続的に設備投資を繰り返し、縫製工場としてブランドをバックアップをしてきたが、技術を受け継ぐ地場の職人を現在まで維持することは容易ではなかったはずだ。


プロダクトの基となるデザイナーと職人を繫ぐ仕様書。
ダブルステッチで大きめのワークポケットを身頃に取り付け、脇はインターロックで縫い合わせてから迫力のあるダブルステッチを走らせる。
内股をラッパに押し込み、巻き縫いで合わせていく。熟練されたワーキング縫いが見られる。





ベルト腰裏に縫い付けるブランドネーム。
シングルミシンにて手早く正確にベルトを付けていく。





ベストなものづくりを目指す工場長とデザイナーが現場で細かな調整を行う。


OMNIGODのPW PANTSは20年代のミリタリーワークパンツをデザインベースに、当時のライトオンスデニムをリプロダクトした本格11ozデニムを使用し、機能美と実用性を重視したパンツである。
「細かな縫製指示や良いパターンだけでは、パンツの良い表情をつくりだすことは出来ない。この工場独自の縫製はクラフト感があり、リアルな顔をつくることができる」とデザイナーは言う。
他の工場ではつくり出すことができない。ここで縫製したパンツの表情は熟練の職人の技術と創業時から続く工場背景に裏付けされている。